「塾に通わせたいので今月いっぱいでピアノは辞めたいと思います・・・」
ピアノの先生にとって「塾」というワードはある意味パワーワードです。
学校の成績が芳しくなく、勉強に専念したい/させたいという気持ちは分からなくもありません。
しかし、ピアノが学業に良い影響があることはさまざまな研究でも言われています。
仮にピアノを辞めたとします。その生徒さんが1日に何分ピアノを練習していたかにもよりますが、1日5〜10分練習していたとして、それを辞めたら成績が上がるでしょうか?
週1回30分程度のレッスンが大きな支障になるでしょうか?むしろ勉強を本気で頑張っている人にとってはリフレッシュになると思います。
1日30分練習しているとすると、それなりに上手になると思うのですが、その集中力というのは確実に勉強にも脳にもいい影響があると思います。
辞めたことで空いた時間を確実に勉強に費やすという仕組みがあればいいのかもしれません。
(ピアノレッスンと塾の両方通わす経済的、通うのにかかる時間的理由は別として、です。)
少しずつでも継続する、その力が、勉強にもスポーツにもいい影響があると思っています。
多くのピアノの先生は、勉強とピアノは両立できると思っています。みんなそうしてきたからです。
プロになるかならないかではなく、受験など一時的にピアノに向かう時間が減ることもありますが、細くでも継続することで得られる経験は、他の何にも変え難い人生を豊かにするものだと思っています。
現に「子どもの時にもっとやっておけばよかった、親にやりたいと言えばよかった」と、言い大人になってもレッスンを始められる方も多くいます。
私の教室では、ピアノを「弾く」ことだけを目的とせず、
音符を目で追うための「眼球運動」、次の音符を視野に入れる「周辺視野」などを鍛えることも意識しています。
ピアノは鍵盤の幅が広いため、腕を大きく動かすこともありますが、その時に必要なのは「空間認知能力」。これがあるかどうかは簡単なキャッチボールでわかります。
空間認知能力はリズムにも関係するので、体を動かしたり、キャッチボールをしたりというのは大人のレッスンにも取り入れています。
ピアノレッスンを通して、楽しみながら潜在能力を伸ばして欲しいと思っています。
なぜ、ピアノを習う子どもが多いのか、それにはちゃんと理由があります。
ぜひピアノを弾くことのメリットを今一度考えてみていただけるとうれしいです!
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